日本歴史地名大系 「飽海郡」の解説
飽海郡
あくみぐん
県の北西部に位置する。現在地理上の名称として残る飽海郡域は、北は秋田県
〔原始・古代〕
先史時代の遺跡の多くは、鳥海山麓と出羽山地に発する中小河川の河岸段丘上に立地し、一部は海岸砂丘部にある。弥生時代の遺跡は少なく、縄文時代との複合遺跡として、鳥海山麓や海岸の砂丘から発見されている。天平五年(七三三)出羽柵は庄内から秋田村
飽海郡
あくみぐん
- 秋田県:出羽国(羽後国)
- 飽海郡
「続日本後紀」承和七年(八四〇)七月二六日条に「奉授出羽国飽海郡正五位下勲五等大物忌神従四位下」とある。「和名抄」刊本によれば「阿久三」と読む。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報