下笑む(読み)シタエム

デジタル大辞泉 「下笑む」の意味・読み・例文・類語

した‐え・む〔‐ゑむ〕【下笑む】

[動マ四]《「した」は心の意》心中でにこにこするくらいうれしく思う。
「まま母はし得たる心地して、むくつけ女も二人―・みにゑみ合へる」〈住吉・上〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 自動詞

精選版 日本国語大辞典 「下笑む」の意味・読み・例文・類語

した‐え・む‥ゑむ【下笑・下咲】

  1. 〘 自動詞 マ行四段活用 〙 ( 「した」は見えないところ、心中の意 ) 心の中でうれしく思う。胸中でにこにこする。〔真福寺本遊仙窟文和二年点(1353)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む