下網田村(読み)しもおうだむら

日本歴史地名大系 「下網田村」の解説

下網田村
しもおうだむら

[現在地名]宇土市下網田町

東は網田おうだ村、西は赤瀬あかぜ村、南は郡浦こおのうら(現宇土郡三角町)、北は戸口浦とぐちうら村に接する。村の中央に義王ぎおう、東に隼人はいと、西に辺田目へため、南に栗木道くりのきどう北東朝飯盛あさいもり北西塩屋浦しおやのうらなどの字地がみえる(郡村誌)近世は郡浦手永に属した。「国誌」に「上床村塩屋村西原村辺田村古場村等小村有」とある。天保八年(一八三七)の郡浦手永略手鑑によると竈数一六七・人数七七七・役男二一六、本方高一千五四石九斗余、田三七町五反一畝余・畑二九町六反余、新地田畑三町四反三畝余、永荒畑四反八畝余、諸開一〇町三反九畝余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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