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隼人 はやと

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

隼人
はやと

鹿児島県北東部,霧島市中西部の旧町域。鹿児島湾北岸にある。 1929年町制。 1954年日当山町,清水村と合体して隼人日当山町となり,1957年隼人町に復した。 2005年国分市,溝辺町,横川町,牧園町,霧島町,福山町の1市5町と合体して霧島市となった。

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隼人
はやと

古代南九州に居住していた一部族。主として大隅,薩摩地方に居住していた。5世紀中頃以降大和朝廷に服属し,勇猛敏捷であったため,徴発されて宮門の警衛,行幸の先駆などを勤めた。大宝令では隼人司がおかれ,6年交代で朝廷に勤番し,勤番後,畿内,近江,播磨などに土着を許された。

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デジタル大辞泉の解説

はや‐と【×人】

はやひと」に同じ。
鹿児島県の男性をいう語。「薩摩(さつま)隼人

はや‐ひと【×隼人】

《「はやびと」とも》古代、九州南部、現在の鹿児島地方に居住した人々。しばしば朝廷に反抗したが、服従後は京に上って宮門の守護、行幸の先駆や、即位・大嘗祭(だいじょうさい)などに奉仕した。はやと。はいと。

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百科事典マイペディアの解説

隼人【はやと】

大和朝廷に抵抗した南九州の民。7世紀末から8世紀頃に朝廷に帰順,大隅(おおすみ)・阿多(あた)(鹿児島県)両地方の首長などに率いられて交代で上京,衛門府(えもんふ)の隼人司(はやとのつかさ)の管轄下におかれ,宮門(きゅうもん)警備や風俗歌舞の演奏,竹細工の造作などに従事。
→関連項目大隅国元正天皇薩摩国値賀島隼人[町]

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デジタル大辞泉プラスの解説

隼人

三重県で生産されるサツマイモカロテン含有量が多く、色が鮮やか。名物の干しイモ「きんこ」に加工される。

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世界大百科事典 第2版の解説

はやと【隼人】

〈はやひと〉ともよむ。古代に南九州地方に住み,熊襲(くまそ)のほかに永らく大和政権に服属をがえんじなかった人々を隼人と称した。律令時代に〈夷人雑類〉としての扱いをうけている。それは南九州がシラス地帯で,いわゆる膂宍(そしし)の空国(むなくに)であり,多くは水田耕作に適さず,主として狩猟,漁労を営み,地域的にも孤立し,南方系の文化の影響を濃厚にうけていたことによるものであろう。生活様式を異にし,言語的にも〈訳語(おさ)〉を介さなくては通ぜぬことが,一般の班田農民と差別されることとなったと思われる。

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大辞林 第三版の解説

はやと【隼人】

〔「はやひと」の転〕
古代、薩摩・大隅に居住した人々。敏捷・勇敢なことで知られ、たびたび反乱を起こしたが、八世紀には朝廷に服属して、宮門の警衛などにあたった。はいと。
鹿児島県の男子の称。 「薩摩-」

はやと【隼人】

鹿児島県中部、霧島市の地名。鹿児島湾奥に位置し、隼人塚、鹿児島神宮、隼人温泉などがある。

はやひと【隼人】

はやと(隼人) 」に同じ。 「 -の名に負ふ夜声いちしろく/万葉集 2497

出典|三省堂
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世界大百科事典内の隼人の言及

【海人】より

…前者は,古典にみえる阿曇(あずみ)系およびその傍系である住吉系漁労民で,中国南部の閩越(びんえつ)地方の漂海民の系統をひき,東シナ海を北上し,山東半島から遼東半島,さらに朝鮮半島西海岸を南下し,多島海,済州島方面を経て玄界灘に達する経路をたどったと推定される。後者は,宗像(むなかた)系海人と呼ばれ,フィリピン付近海域から黒潮の流れに沿ってバシー海峡,台湾,沖縄,奄美諸島などサンゴ礁の発達した島嶼(とうしよ)を伝って南九州に達したと考えられ,古典にいう隼人(はやと)系に属する。両系の種族が日本へ達した前後関係は明らかでないが,玄界灘で交差し,混血も行われたであろう。…

【海幸・山幸】より

…これが鸕鷀草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)で,神武天皇はその子である。一方ウミサチは隼人(はやと)族の祖となった。 記紀神話におけるこの話の意義はすこぶる大きい。…

【木花開耶姫】より

…一夜にしてはらんだとされるのは,この説話が国津神(くにつかみ)の娘が大地の象徴として天津神(あまつかみ)の子である王の即位の日に一夜だけ女王を演じて子を産むという聖婚儀礼を下地にしているからである。サクヤビメの別名をアタツヒメというのは薩摩国阿多郡にちなんだ名であり,子のホデリは隼人(はやと)阿多君の祖とされる。つまり降臨したニニギノミコトは実は隼人の娘と婚したことになるわけで,このサクヤビメの説話は隼人の服属とも関係する。…

【隼人司】より

隼人を管掌する役所。天武・持統朝のころ,大隅隼人,阿多隼人の一部は畿内および周辺地に移住させられ,番上して,宮門守護,歌舞の演奏,竹笠の造作等に当たった。…

【隼人】より

…〈はやひと〉ともよむ。古代に南九州地方に住み,熊襲(くまそ)のほかに永らく大和政権に服属をがえんじなかった人々を隼人と称した。律令時代に〈夷人雑類〉としての扱いをうけている。…

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