下羽津村(読み)しもはねづむら

日本歴史地名大系 「下羽津村」の解説

下羽津村
しもはねづむら

[現在地名]新発田市下羽津

上羽津村の北に位置し、北流してきた板山いたやま川が当村北部で田貝たがい川と合流姫田ひめだ川となる。羽津は戦国期は安田氏の領地で家臣らの給分があった(→上羽津村。村上藩領で、延宝九年(一六八一)頃の高反別免割家数人数帳(寛政一二年写、新発田市史資料)によると大友組に属し、高六九五石九斗余、免三ツ二分、田畑六〇町九反九畝余、家数三〇、人数二七三。宝永七年(一七一〇)幕府領となる。正徳二年(一七一二)の指出帳(新発田市史資料)によると本田畑六三四石三斗余、新田六一石八升余、家数七五、人数四一一(男二二八・女一八三)、馬一七。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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