高知(読み)コウチ

  • こうち カウ‥
  • こうち カウチ
  • こうち〔カウチ〕
  • たかし・る

大辞林 第三版の解説

四国地方南部の県。かつての土佐国全域を占める。四国山地が大部分を占める。南東部に室戸岬、南西部に足摺岬があり、その間は土佐湾となる。県庁所在地、高知市。
高知県中央部、浦戸湾に臨む市。鏡川流域を占める。県庁所在地。近世、山内氏の城下町で、高知城を中心に市街が発展する。桂浜・五台山などの景勝地がある。

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 たくさんの知行(ちぎょう)。高祿(こうろく)
※仮名草子・智恵鑑(1660)一「只一度よき働(はたらき)したるなどとて、いつもかくあらんかとおもひ、高知(カウチ)をあたへたっとむべき事にあらず」
(河川の間にあったところから、高知城をもと「こうちやま(河中山・河内山)」と称したが、水害の多いのを忌んで、「高智・高知」の字に改めたのによるといわれる)
[一] 高知中東部の地名土佐湾奥の浦戸湾に面し、鏡川が貫流安土桃山時代に、長宗我部氏が高知城を築城し、江戸時代には山内氏二〇万石の城下町として発展。JR土讚(どさん)本線が通じる。桂浜、五台山の景勝地がある。明治二二年(一八八九)市制。県庁所在地。
〘他ラ四〙 (「たか」は高大の意でほめことば)
① 立派につくり構える。
※古事記(712)上「高天原に氷木(ひぎ)多迦斯理(タカシリ)(此の四字は音を以ゐる)て居れ」
② 立派におさめる。立派に統治する。
※万葉(8C後)六・九三八「吾が大王の 神ながら 高所知(たかしらせ)る 稲見野の」
③ 高く盛りあげる。
※延喜式(927)祝詞・祈年祭(九条家本訓)「(みか)のへ高知(タカシリ)(みか)の腹満(み)て双(なら)べて」

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