下谷御具足町(読み)したやおぐそくちよう

日本歴史地名大系 「下谷御具足町」の解説

下谷御具足町
したやおぐそくちよう

[現在地名]台東区上野うえの七丁目

東叡山御宮神人拝領とうえいざんおみやじにんはいりよう屋敷の北にある。往古沼地であった所が寛永元年(一六二四)に御具足同心の拝領地になった。当時の御具足奉行は外山忠兵衛。元禄一二年(一六九九)久留勘右衛門が御具足奉行の時に町屋敷になった。東側は蓮華寺仙竜せんりゆう寺、西は道を隔てて屏風坂下下谷車坂びようぶざかしたしたやくるまざか町と武家屋敷、北は道を隔てて下谷御切手したやおきつて町。町の規模は東西一九間余・南北六三間余、片側町。西側の屏風坂下下谷車坂町と武家屋敷の間に間口六間・裏行一三間の町屋敷があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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