下顎前突(読み)かがくぜんとつ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「下顎前突」の意味・わかりやすい解説

下顎前突
かがくぜんとつ

いわゆる、うけ口のことで、上顎前歯よりも下顎前歯が前に突き出ている状態不正咬合(こうごう)の総称である。上顎または下顎前歯の位置異常によるものと、下顎歯列全体の位置異常によるものとがあり、治療後者のほうがむずかしい。日本人には比較的多くみられる不正咬合である。

[市丸展子]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む