上顎(読み)じょうがく

精選版 日本国語大辞典 「上顎」の意味・読み・例文・類語

じょう‐がく ジャウ‥【上顎】

〘名〙 うわあご。⇔下顎
解体新書(1774)二「夫鼻者、隆起而居面之中、口上額下、其裏則達上腭矣」

うわ‐あご うは‥【上顎】

〘名〙 上の方のあご。うわあぎ。じょうがく。
※雑俳・柳多留‐四六(1808)「上はあごへ舌をからんでさがりいす」

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デジタル大辞泉 「上顎」の意味・読み・例文・類語

うわ‐あご〔うは‐〕【上顎】

上のほうのあご。あごの上部。じょうがく。⇔下顎したあご

じょう‐がく〔ジヤウ‐〕【上顎】

うわあご。⇔下顎かがく

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の上顎の言及

【あご(顎)】より

…ウニ類には,〈アリストテレスの提灯〉といわれる口器の中に歯骨を抱えた石灰質の顎骨が5個あり,放射状にかみ合わされる。【原田 英司】
【脊椎動物のあご】
 脊椎動物では,あごとは口腔の上および下の領域を指し,上顎と下顎があるが,その範囲は明確でない。下顎は下顎骨を中核とし口を開閉するために上下に動く部分の全体である。…

【あご(顎)】より

…ウニ類には,〈アリストテレスの提灯〉といわれる口器の中に歯骨を抱えた石灰質の顎骨が5個あり,放射状にかみ合わされる。【原田 英司】
【脊椎動物のあご】
 脊椎動物では,あごとは口腔の上および下の領域を指し,上顎と下顎があるが,その範囲は明確でない。下顎は下顎骨を中核とし口を開閉するために上下に動く部分の全体である。…

※「上顎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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