不及乍(読み)およばずながら

精選版 日本国語大辞典 「不及乍」の意味・読み・例文・類語

およばず‐ながら【不及乍】

〘副〙 (自分の力を謙遜していう) 不十分ではあるが。完全にはできないが。行き届かないが。およばぬながら。
狂歌・腹藁(1724頃か)「絵所の筆のいきほひ毛頭も及はすなからかきし土佐駒

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android