不帰(読み)フキ

デジタル大辞泉 「不帰」の意味・読み・例文・類語

ふ‐き【不帰】

二度と帰ってこないこと。転じて、死ぬこと。「不帰の人」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「不帰」の意味・読み・例文・類語

ふ‐き【不帰】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 帰ってこないこと。
    1. [初出の実例]「欲今日賞、咸有不帰情」(出典懐風藻(751)宴長王宅〈境部王〉)
    2. [その他の文献]〔詩経‐邶風・式微〕
  3. 転じて、死ぬこと。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android