不料簡(読み)フリョウケン

デジタル大辞泉 「不料簡」の意味・読み・例文・類語

ふ‐りょうけん〔‐レウケン〕【不料簡/不了見】

[名・形動]考え方心構えがよくないこと。また、そのさま。「―を起こす」「―に秘密を漏らす」

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精選版 日本国語大辞典 「不料簡」の意味・読み・例文・類語

ふ‐りょうけん‥レウケン【不料簡・不了簡・不量リャウ見】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 考え方や心構えがよくないこと。心得違いをすること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「それは女郎の本〆(もとじめ)をして世をわたらるる親方のふ了簡(リャウケン)なり」(出典浮世草子・けいせい伝受紙子(1710)二)

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