不言の教え(読み)ふげんのおしえ

故事成語を知る辞典 「不言の教え」の解説

不言の教え

ことばには頼らないで、直感的に体得するしかない教え。特に、老荘思想の教えのこと。

[由来] 「老子―二」や「老子―四三」に出て来ることばから。「老子」では、ある人にとって美しいものも別の人にとっては美しくないように、あらゆる価値観は相対的なものだ、と主張します。そして、そういう価値観を超えた「無為(何もしないこと)」という絶対的な立場は、「不言の教え」によってしか教えられない、と説いています。

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