不遊点(読み)ふゆうてん(その他表記)aplanatic point

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「不遊点」の意味・わかりやすい解説

不遊点
ふゆうてん
aplanatic point

回転対称な光学結像系で,光軸上の小物点収差のない像をつくるときの共役点。すなわち物点と像点とに球面収差がなく,屈折に対する正弦条件を満たし,コマ収差も起さない点をいう。

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