共役点(読み)キョウヤクテン

デジタル大辞泉 「共役点」の意味・読み・例文・類語

きょうやく‐てん【共役点】

二点が互いに特別な位置関係にあり、互いに入れ換えてもその関係に変化のない点。

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精選版 日本国語大辞典 「共役点」の意味・読み・例文・類語

きょうやく‐てん【共役点・共軛点】

  1. 〘 名詞 〙 二点が、ある点や線、面などを基準にして、ある意味で対称的な位置にあり、互いに入れ換えてもその関係に変化のない場合の、一方の点の他方の点に対する称。〔数学ニ用ヰル辞ノ英和対訳字書(1889)〕

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世界大百科事典(旧版)内の共役点の言及

【レンズ】より

…光線逆進の原理により物点と像点を交換することができる。これを物点と像点とが共役であるといい,このような点を共役点と呼ぶ。また,物体と像の上下が同じ場合を正立,逆の場合を倒立という。…

※「共役点」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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