且千(読み)しゃせん

精選版 日本国語大辞典 「且千」の意味・読み・例文・類語

しゃ‐せん【且千】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 数量の多いさま。たくさん。いろいろ。また、ちぢに乱れるさま。しょせん。
    1. [初出の実例]「飛非且千、落僅数四」(出典本朝文粋(1060頃)一・落葉賦〈紀斉名〉)
    2. 「返々慰心緒祝着且千候」(出典:実隆公記‐文亀三年(1503)九月一四日至一六日・同一三日紙背(徳大寺実淳書状))

且千の補助注記

慣用で「ちぢばかり」「しなじな」と訓ずることも多い。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む