精選版 日本国語大辞典 「且千」の意味・読み・例文・類語 しゃ‐せん【且千】 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 数量の多いさま。たくさん。いろいろ。また、ちぢに乱れるさま。しょせん。[初出の実例]「飛非二且千一、落僅数四」(出典:本朝文粋(1060頃)一・落葉賦〈紀斉名〉)「返々慰二心緒一祝着且千候」(出典:実隆公記‐文亀三年(1503)九月一四日至一六日・同一三日紙背(徳大寺実淳書状))且千の補助注記慣用で「ちぢばかり」「しなじな」と訓ずることも多い。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例