ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「世界の舞台」の意味・わかりやすい解説
世界の舞台
せかいのぶたい
Theatrum Orbis Terrarum
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…アントワープに生まれ,ギリシア語,数学を学び,20歳のとき地図彩色画家として自立し,地図の販売にも携わった。彼を有名にしたのは,彼の著作《世界の舞台Theatrum orbis terrarum》(1570)で,大航海によってもたらされた新情報を十分に盛り込んだ世界地図帳だった。その影響は大きく,以後の1世紀は〈地図帳の時代〉と呼ばれる。…
…メルカトルを生んだフランドル地方は,16世紀半ばから17世紀半ばに至る間,地図学の中心として多くのすぐれた地図作成者を輩出させた。なかでもメルカトルと同時代のオルテリウスは1570年世界の各地域をほぼ均等に扱った斬新な内容の地図帳《世界の舞台》を刊行し,以後約1世紀にわたる〈地図帳時代〉の幕を開けた。 17世紀後半になると,地図学の中心はパリに移り,王室地理学者サンソンN.Sansonは1658年均整のとれた正弦正積図法(サンソン図法)を駆使した地図帳を刊行した。…
※「世界の舞台」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...