コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

地図帳 ちずちょうatlas

翻訳|atlas

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

地図帳
ちずちょう
atlas

アトラス,図集ともいう。何枚もの地図をまとめて,書物の形にとじるか,ルーズリーフ式に抜き出し自在にするか,ばらの地図をそのまま箱に入れるようにするかしたもので,地域,主題,型式に関して全体としての統一的な構成となっている。地域について,世界地図帳,国勢地図帳,地域地図帳など,主題について,歴史地図帳,海洋地図帳,気候図地図帳,政治地図帳,言語地図帳などの主題図地図帳,学校地図帳など,型式について,ルーズリーフ地図帳,ばらの地図を箱または袋に入れたホリオ地図帳などの製本上の区分のほかに,表現型式について,絵地図帳 (ピクトリアルアトラス) ,他天体についての月面図帳,星座帳 (星図集) ,あるいは人体についての人体図集などがある。いかなる地図帳も図版を主体とした内容構成で,地図および図版で内容を表現する意図をもっている。アトラスの名称は,1595年に完成した G.メルカトルの世界地図帳に,ギリシア神話の天空を支えた巨人の名にちなんだアトラスをタイトルにつけて以来である。 (→世界の舞台 )

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

百科事典マイペディアの解説

地図帳【ちずちょう】

地図を束ねて図書の体裁にまとめたもの。メルカトルが自らの地図帳にアトラスが地球を肩でささえている絵を飾ったことから〈アトラス〉とも呼ばれるようになった。扱う対象によりワールド・アトラス,ナショナル・アトラス(国勢地図),リージョナル・アトラス(一地方)の別がある。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典 第2版の解説

ちずちょう【地図帳 atlas】

多数の地図を一定の編集方針のもとに集録して,必要な解説などを付し,書籍の形にまとめたものを地図帳またはアトラスと呼んでいる。アトラスはギリシア神話の巨人神だが,G.メルカトルがその地図帳にアトラスの名を冠して以来,欧米では地図帳をアトラスと呼ぶようになった。 地図帳の歴史もまた地図の歴史とともに古く,今日では,多種多様な地図帳が発行されている。国の地図作成機関などが中心となり,多数の主題図などを駆使して,その国の自然,社会,経済,文化などを地図を通して表現した地図帳を国勢地図帳(ナショナル・アトラス)と呼んでいる。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

地図帳の関連キーワードオットー シュリューターナショナルアトラスヘルダー百科事典ホモロサイン図法ノルディック図法シュリューターランベルト図法モルワイデ図法微分可能多様体坤輿万国全図正積方位図法正距方位図法ビンケル図法エイトフ図法ペーターマンハンメル図法エケルト図法正距円錐図法ラウテンザハサンソン図法

今日のキーワード

いい夫婦の日

11月22日。通商産業省(現経済産業省)が制定。パートナーへの感謝の意を示し、絆を深める。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

地図帳の関連情報