両島村(読み)りようしまむら

日本歴史地名大系 「両島村」の解説

両島村
りようしまむら

[現在地名]松本市両島

松本藩領庄内しようない組の一村奈良井ならい川の東にあり、東が征矢野そやの村、西と南が笹部ささべ村に接する。

天正検地の際の高は八石九斗七升二合で、寛永一九年(一六四二)の信州松本御領分村々高附帳では「上島村拾九石弐升弐合、下島村弐拾四石六斗八升八合」と二村になっている。村名はこれによる。享保九年(一七二四)には一村扱いとなり、「信府統記」によると、享保九年当時の石高は六九石一升三合四勺と激増している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む