岩石学辞典 「両輝石斑糲岩」の解説 両輝石斑糲岩 この語は最初は,輝緑岩,ハイパーシン斑糲岩などと同義に用いられていたが,その後はオージャイトを含むハイパーシン斑糲岩のこととした[Törne-bohm : 1877].ローゼンブッシュは斑糲岩とハイパーシン斑糲岩の間のものとした[Rosenbusch : 1986].ブレガーはハイパーライトの名称を,橄欖(かんらん)石の後にハイパーシンがコロナ状に囲んで二次的形成物として含まれるもの限定し,斑糲岩やノーライトと区別した[Brögger : 1934]. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報