並等(読み)ナミトウ

デジタル大辞泉 「並等」の意味・読み・例文・類語

なみ‐とう【並(み)等】

上等と下等の中間等級中等。「並み等の米」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「並等」の意味・読み・例文・類語

なみ‐とう【並等】

  1. 〘 名詞 〙 等級として高くも低くもないこと。中等。また、上等、中等に対して下級の等級。
    1. [初出の実例]「突き当りを右へ折れるのが上等で、左りへ曲がるのが並等(ナミトウ)である。下等はないさうだ」(出典野分(1907)〈夏目漱石〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android