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野分 のわき

百科事典マイペディアの解説

野分【のわき】

〈のわけ〉とも。秋の台風の古い呼び名。秋草を吹きわける意。二百十日,二百二十日前後に吹く。

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とっさの日本語便利帳の解説

野分

台風に伴う暴風。または、秋から初冬にかけての強風。野の草を分けて吹く風の意味。

出典|(株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

野分
のわき

秋から初冬にかけて吹く、主として台風による暴風のことで、「のわけ」ともいう。通説では野の草を吹き分けて通る風として、その意味が考えられているが、柳田国男(やなぎたくにお)は、現在もなお使われている「わいだ」(「わいた」ともいい、秋の稲作の季節に外海から吹いてくる強風)と関連し、それは立ち重なる雲の間から突如として吹き出す風ではないかと考えた。俳諧(はいかい)では秋の季語。[根本順吉]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

世界大百科事典内の野分の言及

【風】より

…〈彼岸西風(ひがんにし)〉〈彼岸荒れ〉などと同じ。 野分(のわき)〈のわけ〉ともいう。秋に吹く暴風。…

※「野分」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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