中丸忠雄(読み)ナカマル タダオ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「中丸忠雄」の解説

中丸 忠雄
ナカマル タダオ


職業
俳優

生年月日
昭和8年 3月31日

出身地
東京市 足立区伊興町(東京都)

学歴
東京芸術大学洋画科中退

経歴
東京芸術大学洋画科を中退し、昭和30年東宝ニューフェースに合格して東宝入り。34年岡本喜八監督の「独立愚連隊」「独立愚連隊西へ」の敵役として注目を集め、冷たさを感じさせる逞しい容姿をいかして敵役や軍人役を好演、「電送人間」「太平洋奇跡の作戦 キスカ」「日本のいちばん長い日」「日本沈没」「催眠」などの映画に出演した。また、舞台、テレビでも活躍。平成2年にはブロードウェイの舞台「長崎丸」に出演し、日本人初のジェーン・ダーリンプル賞を受けた。他の出演作に舞台「アニー」「ファンタスティック」「屋根の上のバイオリン弾き」「アンネの日記」、テレビ「キイハンター」「37階の男」「水戸黄門」「Gメン’75」「大鉄人17」などがある。

受賞
ジェーン・ダーリンプル賞〔平成2年〕

没年月日
平成21年 4月23日 (2009年)

家族
妻=中丸 薫(国際政治評論家)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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