中井錦城(読み)ナカイ キンジョウ

20世紀日本人名事典 「中井錦城」の解説

中井 錦城
ナカイ キンジョウ

明治・大正期の新聞記者,随筆家



生年
元治1年8月28日(1864年)

没年
大正13(1924)年4月25日

出生地
周防国岩国山手小路(山口県)

本名
中井 喜太郎(ナカイ キタロウ)

学歴〔年〕
東京帝大〔明治22年〕中退

経歴
明治13年上京して成立学舎に入り、15年大学予備門に入学。22年ころ読売新聞社に入り、編集長、主筆として論説に筆を執る。この間、東亜会、国民同盟会、対露同志会に深く関わり、対外問題に奔走。のち朝鮮に渡り韓城新報社長となり、対露開戦促進に動く。41年朝鮮咸鏡北道の書記官となり、その後南洋開発にも関心を示した。著書に「無用の書」「南洋談」「Y新聞時代」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android