論説(読み)ロンセツ

デジタル大辞泉 「論説」の意味・読み・例文・類語

ろん‐せつ【論説】

物事の是非を論じたり解説したりすること。また、その文章。特に、新聞社説など、時事的な問題について論じ述べたものにいうことが多い。
[類語]説明解説説く達意論ずる言説総論汎論概論通論概説略説各論総説要説補説図説敷衍ふえん

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精選版 日本国語大辞典 「論説」の意味・読み・例文・類語

ろん‐せつ【論説】

  1. 〘 名詞 〙 物事の理非を論じ、主張を述べ、また解説すること。また、その文章。特に、現代では新聞の社説など時事問題について論じ述べたものをいう。論説文
    1. [初出の実例]「妙法を論説(ロンセツ)して、本土にかへるへし」(出典:妙一本仮名書き法華経(鎌倉中)五)
    2. [その他の文献]〔王褒‐得賢臣頌〕

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普及版 字通 「論説」の読み・字形・画数・意味

【論説】ろんせつ

議論。〔後漢書、王充伝〕充、論を好む。始めは異(きい)なるが(ごと)きも、(つひ)に理實り。以爲(おも)へらく、俗儒守、多く其の眞を失ふと。

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世界大百科事典(旧版)内の論説の言及

【社説】より

…新聞が自社の意見として掲載する論説。通常,論説委員会で論議のうえ,そのテーマの分野を担当する委員が執筆する。…

※「論説」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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