中南納屋町(読み)なかみなみなやまち(ふくろまち)

日本歴史地名大系 「中南納屋町」の解説

中南納屋町(袋町)
なかみなみなやまち(ふくろまち)

[現在地名]四日市市中納屋なかなや町・くら

四日市町の東、海岸近くにあり、天保九年(一八三八)頃は北は桶之おけの町、南は南納屋町。蔵町を中心に南に発展した納屋地内の町の一つとして成立。旧版「四日市市史」によれば、正徳年間(一七一一―一六)以降中南納屋町といい、文化七年(一八一〇)以降納屋町組に属する。天保一四年の地図(四日市市立図書館蔵)に袋町と出、明治三年(一八七〇)に袋町と公称、同一九年東袋町・西袋町となったとある。延享二年(一七四五)の四日市古絵図写(四日市市立図書館井島文庫蔵)では南中納屋。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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