公称(読み)コウショウ

デジタル大辞泉 「公称」の意味・読み・例文・類語

こう‐しょう【公称】

[名](スル)
一般に発表されていること。表向きにいわれていること。「公称部数六〇万部の雑誌」「参加者三万人と公称する」
おおやけ名称

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「公称」の意味・読み・例文・類語

こう‐しょう【公称】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( ━する ) おもてむきにとなえること。一般に発表されていること。公表
    1. [初出の実例]「何人も必ず共通す可き無偏無党の中和を、自家特得の発見物なるが如くに公称したるは何ぞや」(出典:政党評判記(1890)〈利光鶴松〉四)
  3. おおやけの名称。名義
    1. [初出の実例]「邸内社堂並掛所道場引直及寺号公称等は総て第一条の手続に従ひ願出」(出典:内務省達乙第五七号‐明治一一年(1878)九月九日・三条)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android