中台閣僚級会談

共同通信ニュース用語解説 「中台閣僚級会談」の解説

中台閣僚級会談

中国は国務院(政府)に台湾事務弁公室、台湾は行政院(内閣)に大陸委員会を1990年前後に設置、相手に関する政策などを主管している。トップは中国側が張志軍ちょう・しぐん主任(閣僚級)、台湾は夏立言か・りつげん主任委員(閣僚)。中国大陸の内戦共産党に敗れた国民党政権が台湾に移った49年以降、双方主権をめぐる対立が続くが、民間交流拡大や敵対ムード緩和に伴い主管官庁を設置。昨年2月にトップ会談を初めて開き、両党の交流に批判的な台湾野党、民主進歩党も「両政府の関係正常化」につながると歓迎した。(金門島共同)

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報