中国の宇宙・航空兵器開発

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中国の宇宙・航空兵器開発

中国軍航空戦力と宇宙技術を統合した「空天一体化」戦略を進めている。高度100キロ以上の宇宙領域では人工衛星を撃ち落とす衛星破壊兵器を開発中のほかミサイル防衛に必要な早期警戒衛星も実験段階にあるとされる。高度20キロ以下の航空領域では、新型戦略爆撃機や高速巡航ミサイルなどを開発中。高度20~100キロの高層大気圏は准宇宙空間とも呼ばれる。極超音速兵器については、米議会諮問機関「米中経済安保見直し委員会」報告書が2014年、中国が20年までに開発に成功する可能性があると警戒感を示した。(台北共同)

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