戦略爆撃機(読み)センリャクバクゲキキ

デジタル大辞泉の解説

せんりゃく‐ばくげきき【戦略爆撃機】

戦略攻撃を目的とした爆撃機。敵国の主要都市や産業・軍事施設などを直接攻撃するため、通常の爆撃機よりも航続距離が長く、大量の兵器を搭載する。B29など。→戦略兵器

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

戦略爆撃機
せんりゃくばくげきき
strategic bomber

戦略攻撃を行うことを目的とした爆撃機。直接相手国の中心部を攻撃するために、長い航続力と大きな兵器搭載量が求められた。第二次世界大戦では日本本土を空襲したB-29が代表的存在。戦後は核爆弾を搭載して破壊力を飛躍的に高めたB-52などが就役した。弾道ミサイルの発達によって相対的に意義は低下したものの戦略核攻撃力の一端を担い続け、またその大きな兵器搭載量と航続力により通常爆撃戦力としても重要な地位を占めた。冷戦構造が消滅したあとも、アメリカは通常兵器による攻撃能力を強化したステルス戦略爆撃機(B-2)などを保持し続け、ロシアも可変翼爆撃機Tu-160などを保有している。[藤田勝啓]

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