中流の砥柱(読み)チュウリュウノシチュウ

デジタル大辞泉 「中流の砥柱」の意味・読み・例文・類語

中流ちゅうりゅう砥柱しちゅう

《「砥柱」は黄河の中に柱のようにそそり立っている石で、激流の中でも微動だにしないことから》乱世にあって、毅然きぜんとして節義を守っていることのたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「中流の砥柱」の意味・読み・例文・類語

ちゅうりゅう【中流】 の 砥柱(しちゅう・ていちゅう)

(「砥柱」は中国河南省陝(せん)県の北東、四十清里の黄河の中にある柱状岩山砥石(といし)のようになめらかで、激流の中で不動のまま立っている) 砥柱の如く、乱世に身を処するのに毅然として節を守ることのたとえ。〔鶴年‐自詠詩〕

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