乱世(読み)ランセイ

デジタル大辞泉 「乱世」の意味・読み・例文・類語

らん‐せい【乱世】

秩序が乱れて戦乱騒動などの絶えない世の中。らんせ。「乱世を生き抜く」⇔治世
[類語]有事戦時非常時事変革命戦争非常いくさたたか戦役せんえきえきへい兵馬へいば兵戈へいか干戈かんか会戦合戦かっせん交戦戦火兵火戦乱兵乱戦雲戦塵せんじん戦禍せんか大戦戦闘

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精選版 日本国語大辞典 「乱世」の意味・読み・例文・類語

らん‐せい【乱世】

  1. 〘 名詞 〙 乱れた世。騒乱の世。政治的な統一がなく秩序が乱れいくさなどの絶えない世の中。らんせ。
    1. [初出の実例]「一向此御時、連々乱世」(出典:愚管抄(1220)二)
    2. [その他の文献]〔孟子‐離婁・下〕

みだれ‐よ【乱世】

  1. 〘 名詞 〙 乱れた世。よく治まっていない世の中。らんせい

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普及版 字通 「乱世」の読み・字形・画数・意味

【乱世】らんせい

乱れた世。〔公羊伝、哀十四年〕君子何爲(なんす)れぞ春秋を爲(つく)れるや。亂世を撥(をさ)め、(こ)れを正に反すは、春秋よりきは(な)し。

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