中真砂村(読み)なかまなごむら

日本歴史地名大系 「中真砂村」の解説

中真砂村
なかまなごむら

[現在地名]上越市中真砂

下真砂村の南東飯田いいだ川左岸にあり、対岸川端かわばた村。地名真砂は「存覚袖日記」延文五年(一三六〇)四月条に「寂心ハ同国々府ヨリ下ヘ七里マナコノ人ナリ」とみえる。弘治二年(一五五六)一二月二二日の阿佐美彦六役銭注文(色部文書)によれば、阿佐美彦六が「まなこのほう」のうち三町二段一六歩を検地、五町六段五〇苅を検出している。阿佐美氏は武蔵七党児玉党の一。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android