中辺(読み)ちゅうへん

精選版 日本国語大辞典 「中辺」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐へん【中辺】

  1. 〘 名詞 〙 過不足なくほどよいこと。中くらい。中どおり。
    1. [初出の実例]「誓生生世世不中辺。伝通仏法」(出典聖徳太子伝暦(917頃か)下)
    2. 「何事に付ても中篇(チウヘン)に思案仕よく知たる事をもしらぬやうに取なし」(出典:甲陽軍鑑(17C初)品一四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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