デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中野助能」の解説 中野助能 なかの-すけよし ?-? 鎌倉時代の武士。幕府御家人。信濃(しなの)(長野県)の人。「吾妻鏡」によれば,建保(けんぽ)7年(1219)源実朝を暗殺した公暁の後見人阿闍梨(あじゃり)の勝円を捕らえ,北条義時邸へ連行。寛喜(かんぎ)2年承久(じょうきゅう)の乱での功で領していた筑前(ちくぜん)(福岡県)勝木荘のかわりに筑後(ちくご)(福岡県)高津・包行(かねゆき)の両名田(みょうでん)をあたえられた。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例