中野外新田村(読み)なかのそとしんでんむら

日本歴史地名大系 「中野外新田村」の解説

中野外新田村
なかのそとしんでんむら

[現在地名]中川区八剣はつけん町・福川ふくかわ町・福船ふくふね町・中野新なかのしん町・昭和橋しようわばし通・法蔵ほうぞう町・北江きたえ

「東西十五町三十間南北二町四十一間」(徇行記)という東西に細長い村である。村南は百曲ひやくまがり街道で区切られ、村中央を笈瀬おいせ川の下流中川が流れる。寛文一一年(一六七一)の家数一六、人数八六(寛文覚書)。「徇行記」によれば、田畑三五町六反余のうち田が六畝五歩のみで、畑がそのほとんどを占め、新田が八町五反ある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む