丸茂鉱(読み)まるもこう

最新 地学事典 「丸茂鉱」の解説

まるもこう
丸茂鉱

marumoite

鉱物の一種で化学組成式はIMAではPb32As40S92が採用されているが,原記載者はPb30(Tl, Ag)As41S92を指摘。単斜晶系,空間群P21またはP21/m,格子定数a0.8368(3)nm, b11.568(2), c0.7897(2), β90.11°,単位格子中の分子数2。サルトリ鉱ホモロガスシリーズ。色:鉛灰,金属光沢,異方性明瞭,反射能39〜41%(470nm),38〜40(546),37〜39(589),36〜37(650)。内部反射深紅。劈開{010}に明瞭,比重5.43(計算値)。原産地はスイスBin, Lengenbach苦灰岩採掘場,日本では青森県奥戸おこっぺ鉱山から産出。東京工業大学丸茂文幸教授(1931〜2023)に献命。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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