主基殿(読み)すきでん

精選版 日本国語大辞典 「主基殿」の意味・読み・例文・類語

すき‐でん【主基殿】

〘名〙 大嘗祭の時、西方祭場となる殿舎悠紀殿(ゆきでん)に対するもの。

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デジタル大辞泉 「主基殿」の意味・読み・例文・類語

すき‐でん【主基殿】

大嘗祭だいじょうさいのとき、西方の祭場となる殿舎。主基。→悠紀ゆき殿

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世界大百科事典(旧版)内の主基殿の言及

【悠紀・主基】より

…〈ゆき〉は斎忌,由基,〈すき〉は次,須伎などとも記す。悠紀国,主基国の斎田の新穀が,それぞれ大嘗宮の東の悠紀殿,西の主基殿で神饌に供された。悠紀・主基の国郡は卜定によって選ぶのが原則で特定されていなかったが,平安中期以降は悠紀は近江国,主基は丹波国と備中国が交互に選ばれ,郡のみが卜定された。…

※「主基殿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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