精選版 日本国語大辞典 「悠紀殿」の意味・読み・例文・類語
ゆき‐でん【悠紀殿】
〘名〙 大嘗祭の悠紀の儀式を行なうために主基(すき)殿とともに特設される殿舎。柱は松の黒木、茅葺(かやぶき)で、千木(ちぎ)、鰹木(かつおぎ)をもち、畳表(たたみおもて)で囲って竹の縁を設ける。悠紀院。
※儀式(872)三「天皇御二悠紀殿一在二東幄一」
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