久七(読み)キュウシチ

デジタル大辞泉 「久七」の意味・読み・例文・類語

きゅうしち〔キウシチ〕【久七】

久三郎きゅうざぶろう」に同じ。
飯炊きの梅がしも茶碗みて、―にさし出しければ」〈浮・五人女・四〉

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精選版 日本国語大辞典 「久七」の意味・読み・例文・類語

きゅうしちキウシチ【久七】

  1. 〘 名詞 〙きゅうざぶろう(久三郎)
    1. [初出の実例]「茶碗にくみて久七にさし出しければ」(出典:浮世草子・好色五人女(1686)四)

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