久三郎(読み)キュウザブロウ

デジタル大辞泉 「久三郎」の意味・読み・例文・類語

きゅうざぶろう〔キウザブラウ〕【久三郎】

江戸時代上方で、下男奉公をする者の通称久三きゅうざ。久七。久助
「―に会うても只は通さず」〈浮・一代女・五〉

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精選版 日本国語大辞典 「久三郎」の意味・読み・例文・類語

きゅうざぶろうキウザブラウ【久三郎】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、下男奉公をする者の通称。久五郎、久三などとも。
    1. [初出の実例]「掃除するはしめ成けり手水鉢 久三郎と申候〈宗因〉」(出典:俳諧・物種集(1678))

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