久喜沢村(読み)くきさわむら

日本歴史地名大系 「久喜沢村」の解説

久喜沢村
くきさわむら

[現在地名]能代市久喜沢

西に朴瀬ほのきせ村、南は鶴形つるがた村支郷とどろき村と接し、北は山地に連なる。久喜沢川南端の低地に集落があり、その北は久喜沢川両岸の台地となる。天正一九年(一五九一)の出羽国秋田郡知行目録写(秋田家文書)に「百四拾六石七斗六升四合 こやの村 茎沢村」とある。文禄元年(一五九二)の秋田実季分限帳(秋田家文書)に五四石余と鉄鉋衆一名が記される。慶長六年(一六〇一)の秋田実季侍分限(秋田家文書)にも鉄炮衆一名が記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android