こや

精選版 日本国語大辞典 「こや」の意味・読み・例文・類語

こ‐や

  1. [ 1 ] 〘 連語 〙 ( 代名詞「こ」に感動助詞「や」の付いたもの ) 感動表現に用いる。これはまあ。
    1. [初出の実例]「ませちかく植うる花しも匂ふかなこや木枯の秋の初風」(出典:海人手子良集(970頃))
  2. [ 2 ] 〘 感動詞 〙 呼びかけて注意をうながす時に発することば。これ。こら。
    1. [初出の実例]「こや汝等もよく聞け」(出典:読本・椿説弓張月(1807‐11)前)

こ‐や

  1. 〘 名詞 〙 からだの重さ。また、身のこなし。
    1. [初出の実例]「『わりいあし場だ』とむかふへとぶ。『とんだ小屋がかるいの』」(出典:洒落本・一目土堤(1788)一ト目堤弁呑屋鋪の宴)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「こや」の読み・字形・画数・意味

冶】こや

広大な。

字通」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android