日本歴史地名大系 「久志良村」の解説 久志良村くじらむら 岡山県:邑久郡邑久町久志良村[現在地名]邑久町福中(ふくなか)吉井川左岸にあり、対岸は西隆寺(さいりゆうじ)村(現岡山市)。村の東を干田(ほした)川が南流し、その東は福本(ふくもと)村。寛永備前国絵図に久志良村とみえ、高五九一石余。正保郷帳には枝村として山根(やまね)村などが載る。「備陽記」には「平場大川端也」とあり、田畑四二町一反余、家数七五・人数四四七、高瀬舟一。文化年間の「岡山藩領手鑑」によれば直高九六三石余で、うち四二二石余が蔵入、五〇石が千手山山王社(現牛窓町)領、残りは家臣五名の給地。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by