久斗郷(読み)くとごう

日本歴史地名大系 「久斗郷」の解説

久斗郷
くとごう

和名抄」所載の郷。同書高山寺本に「久止」、東急本に「久土」の訓がある。郷域は岸田きしだ川の支流久斗川の流域(現浜坂町北東部)に比定してよかろう。養老年間(七一七―七二四)前後と推定される平城宮跡出土木簡に「(表)□□国二方郡□斗郷□□里」「(裏)刑部多□□□斗」と書かれたものがあり、「□斗郷」を「宮斗郷」と読み、当郷の異表記とみる考えもある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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