久曽神昇(読み)きゅうそじんのぼる

百科事典マイペディア 「久曽神昇」の意味・わかりやすい解説

久曽神昇【きゅうそじんのぼる】

国文学者。愛知県豊橋市出身。第一高等学校をへて,1934年東京帝国大学文学部卒業。1936年福岡女子専門学校(現・福岡県立福岡女子大学)教授。1949年愛知大学教授。1972年愛知大学学長。1984年同大学名誉教授。古今集研究など,平安時代和歌・歌学書と書の実証的研究に業績を残した。代表作に《古今和歌集成立論》(全4巻,1960年―1961年,風間書房)などがある。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android