乗合馬車法案(読み)のりあいばしゃほうあん(その他表記)omnibus bill

翻訳|omnibus bill

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「乗合馬車法案」の意味・わかりやすい解説

乗合馬車法案
のりあいばしゃほうあん
omnibus bill

アメリカの議会政治用語。 19世紀の終り頃から 20世紀の初めにかけて,多数の細かな利権法案を1つの大きな法案のなかに盛込み,一括して関係議員の賛成を得て通過させる法案提出方式が定着した際,細かな利権を乗客に,大きな法案を馬車に見立ててつけられた名称である。オムニバス法案ともいう。多くは各議員に関係する地域的利益を推進するために用いられたが,まれには行政機関相互の勢力争いの妥協策として利用された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む