九仞の功を一簣に虧く(読み)キュウジンノコウヲイッキニカク

  • きゅうじん
  • の 功(こう)を一簣(いっき)に虧(か)く
  • 九仞
  • 九仞(きゅうじん)の功を一簣(いっき)に虧(か)く

大辞林 第三版の解説

書経 旅獒
九仞の高い山を築くのに、最後の一杯の簣もつこの土を欠いても完成しない。転じて、長い間の努力も終わりぎわのわずかな失敗一つで完成しない。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

(「書経‐旅獒」の「不細行、終累大徳、為山九仞、功虧一簣」より、非常に高い築山をきずくときに、最後にたった簣(もっこ)一杯の土が足りないだけでも完成しない意から) 長い間の努力も最後のほんのちょっとの手違いから失敗に終わってしまうことのたとえ。
※小学読本(1874)〈榊原・那珂・稲垣〉四「所謂九仭の功を一簣にかくものにて積年の辛労徒ごとと成らん」

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