九仞(読み)キュウジン

デジタル大辞泉 「九仞」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐じん〔キウ‐〕【九×仞】

《「仞」は長さの単位》高さが非常に高いこと。

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精選版 日本国語大辞典 「九仞」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐じんキウ‥【九仞】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「仞」は中国の周代の尺で八尺一説七尺、また五尺六寸とも四尺ともいう ) 高さが非常に高いことをいう語。
    1. [初出の実例]「季悲万鍾、唯感逝親、参登九仭、当由主」(出典三教指帰(797頃)下)
    2. 「石の階(きざはし)九仞に重なり」(出典:俳諧・奥の細道(1693‐94頃)塩釜)

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普及版 字通 「九仞」の読み・字形・画数・意味

【九仞】きゆう(きう)じん

仞は八尺。高いことをいう。〔書、旅〕山を爲(つく)ること九仞なるも、功は一簣(いっき)(一もっこ)に虧(か)く(もう一息というところで、未完成に終わる)。

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