九兵衛新田村(読み)くへえしんでんむら

日本歴史地名大系 「九兵衛新田村」の解説

九兵衛新田村
くへえしんでんむら

[現在地名]加西市別府町べふちよう

別府村北東都染つそめ村の南東に位置し、普光寺ふこうじ川の流域青野原あおのがはら台地に立地する。三卿の清水家代官早川軍二の要請により、文政九年(一八二六)から開発が進められ、村名は開拓者の都染村庄屋多畠九兵衛にちなむと考えられる。九兵衛が初検地までに投じた入用費は銀一九貫四八三匁余となっている(三枝家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android